妊活中、食べた方がよいもの。食べてはいけないもの。

健康な妊娠生活を送るためには、妊活中の食事は一大事です。 何を食べたら良いのか、また、タブーを調べました。

いつでも妊娠できる準備をしておきましょう

 

あなたは、今日妊娠しても、大丈夫ですか?

 

もちろん、仕事、生活環境などの要因は、

別にして考えてみましょう。


からだが、

・いつでも妊娠できる。

・元気な赤ちゃんをお腹の中で育てていける。

状態になっていますか?

という意味です。


からだを「妊娠力万全」な状態にするための方法として

毎日の食事、習慣などを考えてみます。


妊活中の、あなたの日々の食事、生活の中で、

 

1)食べたほうが良いもの


(2)食べてはいけないもの


(3)タブー


(4)妊活中の予防接種について


などを整理してみました。

 

あなたにあてはまる項目を読んでみてください。

 

 

1)妊活中に食べたほうが良いもの

    

ここでは、ぜひにも

妊活中に、食べたほうが良いものを

紹介します。

 

これは、あなたのこれまでの生活で、

あまり意識して食べていないものだと

思いますよ。

 

妊活中に、食べたほうが良い、というか、

食べなければいけないもの・・・

 

それは、葉酸です。「ようさん」と読みます。

 

妊娠すると、妊婦さんは、

一般の人よりも、多くの葉酸を必要とします。


葉酸は、緑の野菜に多く含まれています。

下記に葉酸を含む食材を書きました。


実際に妊娠したら、あなたの好きな食材を、

好きな料理法で、抵抗なく食べられるように

今のうちに見つけておきましょう。


ちなみに、好みの問題もありますが、

下記の中では、「納豆」が一番すぐれています。


納豆には、葉酸のほかにも、カルシウムが

含まれているので、ニオイが苦手という人も

妊活中に食べられるようになると最高ですね。

    

さらに、納豆をはじめとする大豆食品を食べると、

妊娠中のストレスを軽くし、

妊婦さんの「うつ」を六割も軽減する効果があることが、

最近わかってきました。


葉酸を多く含む食材】

  

枝豆、ホウレンソウ、アスパラガス、ブロッコリー

サラダ菜 、納豆、甘栗、焼き海苔、きな粉、いちご

 

 

忙しい毎日の中で、上記の食材を、

うまく料理して食べることがむずかしかったり、

お弁当などに、うまく盛り込めない時などのために、

サプリメントを活用するのも一つの方法です。


サプリメントといっても、種類がたくさんあり、

効果が出るまでに、時間がかかったり、

値段が高かったりして、躊躇しがちなのですが、


「妊活中に必要なサプリメントという面に特化しています。


上手に食事と併用すると効果があるようです。


詳しいことは、下記をご覧ください。

↓  ↓  ↓

 

 

(2)妊活中に食べては、いけないもの

 

 妊活中に食べたり、飲んだりしてはいけないものには

 下記のようなものがあります。


【1】 アルコール

【2】コーヒーなどカフェインを含む飲み物

【3】 加熱が十分でない肉

【4】トランス脂肪酸を含む食品

【5】魚

【6】レバー
 
【7】チーズ

 

順番に説明します。


【1】 アルコール


もちろん、妊娠していないのであればOKです。

しかし、元々アルコールを嗜む習慣がある方は

妊娠がわかった時点で、きっぱりとその習慣を

断ち切ることができるのであれば、全然問題なしですが、

飲む習慣を、すぐには断ち切れないのであれば、

妊活中から、少しずつ量を減らしていくようにしたいですね。    


また、妊娠に気づくのが遅れたりすることもありますから、

お酒を嗜む方は、こまめに妊娠チェックをしたほうが

確実ですね。そして、妊娠がわかった時点で

お酒を飲む習慣を改めましょう。


【2】コーヒーなどカフェインを含む飲み物


実際に妊娠した場合に、カフェインが胎盤を通して

胎児に影響を及ぼし、流産のリスクが高まるとされています。


妊活中は、不妊のリスクもあるというデータもあります。  

妊活中でも、カフェインはあまりよくありません。

ただし、これは飲みすぎた場合です。

1日に1~2杯程度なら問題ありませんよ。

 

また、現在は、カフェインレスコーヒーなども

売られていますし、下記のような妊活中の

飲み物として最適なものがあります。

  
 ・ルイボスティー


カフェインが入っていないハーブティーです。

ミネラル、ポリフェノールをたっぷり含んでいるので

妊活中の飲み物として最適です。


・たんぽぽコーヒー


たんぽぽの根をローストしたコーヒーです。

100パーセントたんぽぽの根を使用し、

混ぜ物が一切ありませんので、自然の甘み、コクがあります。


たんぽぽの成分には、ホルモンのバランスを整えたり、

分泌をうながす作用があります。

生理不順の解消、不妊治療の効果が期待できます。

もちろん、ノンカフェインなので、安心しておいしく飲めます。


・早摘みローズヒップ


ローズヒップの中でも、早摘みしたものは、

通常のローズヒップに比べ、30パーセントも

ビタミンCが多く含まれ、ビタミンはレモンの20倍、

カルシウムは牛乳の9倍といわれています。

これも、もちろんノンカフェインです(^^)

カフェインを制限しなければいけない妊婦さんに

なる前の準備として、妊活中の飲み物として最適です。

 


【3】 加熱が十分でない肉


 生肉や加熱が十分でない肉を食べると、

 「トキソプラズマ」に感染する恐れがあります。


 「トキソプラズマ」とは、寄生虫の一種で

 感染すると、トキソプラズマ症を引き起こします。


 健康な人ならば、免疫力で抑えられるのですが、

 妊娠初期に感染した場合、胎児が重篤な障害を負うことがあります。

    
 したがって、妊娠に気づくのが遅れた場合の注意点は、

 アルコールと同じです。

    
 ステーキなどは、十分に加熱して食べましょう。

 また、生ハムなども感染する恐れがゼロではありませんので、

 注意が必要です。


【4】トランス脂肪酸を含む食品


 ・冷凍食品

 ・ファーストフード

 ・インスタント食品
    
    
これらの食品には、トランス脂肪酸というものが

多く含まれています。


トランス脂肪酸」は、

食品の味を良くし、長持ちさせるために使われます。


ところが、

アメリカのハーバード大学医学部の発表によると、

トランス脂肪酸は、排卵に悪影響があり、

不妊症の原因の一つになっている可能性がある。」

と言うのです。


トランス脂肪酸には、このほかにも

健康を害する要素がたくさんあります。


これが、これから妊娠して、お腹の中で赤ちゃんを

育てていこうとする、あなたの体に良いわけが

ありませんね。


トランス脂肪酸が、特に多く含まれている食品として

マーガリンがあります。


同じような食品として、バターがありますが

トランス脂肪酸の量は、マーガリンよりも

バターのほうが、はるかに少ないのです。

少し高くても、マーガリンよりバターを使う事を

おすすめします。


その他にも、トランス脂肪酸を含む食品はあります。


欧米では、大人の場合で、一日平均 5.8g などと規制され、

食品表示の義務があるのです。


ところが、日本は欧米に比べ、トランス脂肪酸の摂取が少ないと

考えられていて、規制がないのです。


日本食は、油をあまり使わないというのは、

ずいぶん昔のことであり、現在の日本人の食生活は

完全に欧米化しています。


日本でも、食品表示によって、

トランス脂肪酸」を規制して欲しいものです。    


あなたが不妊症にならないためにも、

もう一度、欧米化しているかもしれない、

毎日の食事を見直す必要があるかもしれないですよ。


そして、なるべくファーストフード、スナック菓子

インスタント食品などを多くとり過ぎないように

気をつけてください。


【5】魚

意外に思われるかもしれませんが、「魚」にも

妊活中や妊娠中に食べると、良くない成分が

含まれているのです。


魚には、DHAEPAなどの栄養素がたくさん含まれているので、

妊活中や妊娠中は、ぜひたくさん摂りたい栄養素なのですが、

魚の種類によっては、胎児に悪影響を及ぼすものがあるのです。

それは、「水銀」です。
    

厚生労働省のWebサイトで、妊婦さんが気をつけるべき

魚の種類が紹介されています。


よく食べられている、キンメダイ、メカジキ、クロマグロなどは、

週あたりに、80グラム以上摂取しない方が良いそうです。


これ以外にも、注意が必要な魚もあるので、

魚の種類と、食べてもよい量の目安をよく確認して、

注意しましょう。

ちなみに、「水銀」は、上記のような大型の魚に多く、

小魚ならば「水銀」の心配はありません。

アジ、サバなどですね。


【6】レバー

妊活中は良いのですが、妊娠したら気をつけたほうが良い

食材として、レバーがあります。

葉酸を多く含む食材として、レバーは人気がありますが、

量に気をつけたほうがよいのです。


【7】チーズ

低温殺菌されていないチーズは、「リステリア」という

細菌のせいで、不妊症になりやすいといわれています。

できるだけ、加熱殺菌しているプロセスチーズを食べましょう。

 

(3)タブー

     

妊活中のタブーについてですが、

あなたが、これまでの生活の中で、

ついやってしまう事ってありませんか?


あなたが、これまでの生活の中で、

ついやってしまう事ってありませんか?

 
日常生活の中で、当たり前になっている習慣って

ありますよね?

ところが、その習慣の意外なところに

妊娠する確率を下げてしまう、

「タブー」が潜んでいるかもしれませんよ。

 

まず、お風呂です。


旦那さんは、熱いお風呂が好きですか?

男性が、熱いお風呂に長時間浸かると

健康な精子が作られにくくなることが分かっています。

男性の精巣は熱に弱いそうです。


精子が造られるまで、2~3ヶ月かかるので、

熱いお風呂に入った場合、2~3ヶ月後の精子の質に

影響が出るそうです。


妊活中は、なるべくぬるめのお風呂に入るように

旦那さんに話してみてください。

ちなみに、ぬるめとは、40度以下が良いようです。

 

また、女性も熱いお風呂、サウナなどは

避けた方がよいそうです。

妊娠前から、これらの習慣を変えていきましょう。

 

当然の事ですが、下記は絶対NGですよ!


・大量のカフェイン

・特定の化学成分

大麻


アルコールについては、最近では、医師の見方が

変わってきているようです。


一日に、少量、週に何日かという飲み方ならば、

問題ないとする医師が多いです。

     

これは、好きなアルコールを制限することで

ストレスがたまると、かえって妊活に悪影響を

及ぼすので、適度に楽しむほうがよい、

という見方からです。

妊娠したら、少量でも

胎児性アルコール症候群の危険があります。

妊娠したらお酒は少量でも飲まないようにしましょう。


タバコは、卵子の質を低下させ、不妊の原因になることが

研究により明らかになっています。

受動喫煙でも影響があります。

 
また妊娠した場合にも、喫煙は流産や先天性奇形、

早産や低体重などのリスクがあります。

出産後も乳児突然死症候群の可能性が高くなるなどの

リスクがあります。

 
あなたが、喫煙習慣がある人ならば、

妊活を機会にして、禁煙しましょう。


自分の意思でやめられない場合もあるでしょう。

そんな時には、禁煙外来などを受診してみるのも

一つの方法だと思います。


また、副流煙を吸ってしまうような場所は避けましょう。


(4)妊活中の予防接種について
   

持病があり、服用している薬がある場合は、

かかりつけの医師に、妊活中であることを

報告し、妊活への影響や、妊娠してからの

薬の服用について、よく相談しましょう。


予防接種については、妊活中に受けておきたい予防接種に

「風疹ワクチン」があります。


あなたに、抗体がない場合、

妊娠してから風疹にかかると、おなかの赤ちゃんが

先天性風疹症候群になってしまうおそれがあります。


まず抗体検査を行い、抗体がない場合は風疹の予防接種を

受けましょう。

風疹の予防接種は生ワクチンなので、胎児への影響があります。

絶対に妊娠の可能性がない期間を選んで予防接種を受け、

受けた後、2ヶ月は妊娠しないようにしなければなりません。

  
インフルエンザの予防接種は、妊活中に受けても問題はありません。

 

赤ちゃんを作る前に準備しないといけないことは、

妊娠するために、体の状態をよく整えておくことですね。

妊娠をしやすい体は、やはり健康ということにつきます。


そのためには、

・食べない方がいいもの、または、

 食べてはいけないもの


・食べた方が良い物


・してはいけない事


などを、よく知っておくことが大切なのではないでしょうか?

 

妊活中は、妊娠中と同じくらい食べるものや

生活習慣に気をつけた方がよいということですね。


特に注意が必要なことは、

どこからどう見ても、ヘルシーな食材が、

実は、妊活中や妊娠中は、NGである場合があるという事です。


知らずに食べていて、妊娠しにくい体になってしまったり、

胎児に影響が出るということは、絶対に避けたいですね。


しかし、妊活中のあなたは、むしろ、妊娠する前から

食生活を改善しておけば、実際に妊娠したとき、

スムーズに日々の食事を楽しむことが

出来るかもしれませんよ(^^)

 

それでは、元気な赤ちゃんが生まれることを

想像しながら、毎日の妊活生活を

がんばってください(^^)